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好酸球性副鼻腔炎の手術成績の論文が正式に掲載されました。

以前にこのブログでも当院での好酸球性副鼻腔炎に対する手術成績をご紹介しましたがその結果が正式に論文として認められましたので下記にご紹介します。

論文について



100例以上で約3年間の経過を追って手術成績を検討した論文は大学病院などの基幹病院を含めてもありません。

内容は以前にご紹介したとおりですが
大規模な研究でも1年で20%が再発し6年では半数、重症例では3年で60%が再発するとの結果に対して当院での成績は術後3年間で再発30%でした。
また再発例でも多くは保存的治療で症状のコントロールは可能であり、追加治療が必要であったのは全体の1割にすぎなかった1割の症例に対して再手術や生物製剤の追加治療を行うと、ほぼ全症例でコントロール可能であった。というのが要約です。

論文は専門医向けの執筆ですのでやや難解かもしれませんが興味がある方はご覧下さい。