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求人案内


医師の採用について

当院では耳鼻咽喉科咽喉科常勤、非常勤医師を募集しています。この度は、carus holdingsと提携する川村耳鼻咽喉科クリニックの医師募集要項をご覧頂きありがとうございます。ここでは規定のフォーム内ではお伝えしきれない今回の募集の理由と魅力をご理解頂きたく、甚だ異例ではありますがこのようなページを設けさせて頂きました。

当院は一般の外来以外に鼻·副鼻腔の手術を行うことを特徴としているサージクリニックです。現院長は川村ですが、2025年4月から現 関西医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科教授朝子幹也医師を院長として招聘することが決まっております。

朝子先生の紹介は当ホームページの自己紹介をご覧いただければ幸いですが、鼻·副鼻腔、アレルギー、喘息の診療を専門とされており、ESS、後鼻神経切断術、鼻中隔手術Ⅲ型、Ⅳ型、外鼻形成術など広範かつ高度な手術を得意としております。
今回、朝子先生とともに2診体制で働いていただける医師を募集しております。

勤務条件や給与などの待遇面はそれぞれの募集サイトをご参照ください。ここではインセンティブにつき少し説明いたします。
先生には一般的な外来診療および局所麻酔科手術をしていただくことを希望しております。手術は鼻中隔矯正術、後鼻神経切断、 ESS など比較的定型的なものがほとんどであり、ESS も両側3型までを基本としておりますので、それほど重症な症例の執刀はありません。
基本的には担当いただいた外来診療及び手術点数の一定割合をインセンティブとしますので週3~4件の執刀で提示の給与金額となります。

勤務日数:週4~4.5日

当院は日·祝日、木曜日全日、土曜日午後休診ですので最大でも週4.5日勤務。提示している年収は週4日勤務のものです。

オンコール

ほぼなし。 ※直近2年半では軽度の術後出血1例のみ。

捕捉説明をさせて頂きます。今回是非一緒に働いて頂きたいと思っているのは、ある程度鼻・副鼻腔手術の経験があり、今後もその経験を活かして手術を続け、さらにその技術を伸ばしたい。あるいは将来的に鼻・副鼻腔手術を中心としたサージクリニックを開設したい、またはサージクリニックで勤務したいと考えておられる先生です。
以下にその理由を述べます。

近年、耳鼻咽喉科開業医の未来像は必ずしも楽観できなくなっております。その理由として

感染性疾患の減少
受診率・受診回数の減少
競合医療機関の増加
低い処置点数

などが挙げられますが、特に一昔前に比べると感染性疾患の減少は著明で、以前のように耳だれや青鼻を垂れている子供はほぼ見なくなりました。従ってそれが原因となる慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎、好中球性の副鼻腔炎は明らかに減少しています。また一時期ほどではないとは言え、コロナ禍における三密の概念や予防医学の概念が浸透したことにより、混雑する耳鼻咽喉科の受診を控える傾向は未だに続いているようです。
実際に30~40年程前は耳鼻科に通院する患者さんの月の受診回数が平均3~4回であったものが今は2回以下になっています。それに加えて都市部では耳鼻咽喉科開業医が増加しており患者さんの奪い合い状況が加速していると言えます。
勿論、一日数百人の患者さんを診れば収入は増えますが多忙のあまり検査する時間も限られますので労力の割にその運営は必ずしも楽でなく、安泰でもありません。
そのような背景から近年開業を志す先生方は何らかの専門性、得意分野を全面に押し出して開業される方が多くなってきました。例えばめまい・音声・嚥下・無呼吸等ですが、その中でも特に患者さんのニーズが高いのは日帰りで手術を行う、いわゆるサージクリニック、特に鼻・副鼻腔のサージクリニックであると言えるでしょう。

鼻・副鼻腔サージクリニックを開設するメリットとしては

鼻・副鼻腔疾患の罹患率が高い
鼻・副鼻腔手術は一定以上の技術と経験があれば一人で完結できる
鼻・副鼻腔手術は手術室などの特別な設備・機器を要しない(やり方次第ですが)
鼻・副鼻腔手術の多くは日帰り局所麻酔下で行うことができ、無床診療所でも可能
手術希望患者さんは季節・距離に関係なく来院されるので季節変動や受診抑制などの影響を受けにくい
など数多くあります。

しかしながら一方でサージクリニックを開設の障壁となるのは、
手術希望患者さんがコンスタントに一定以上来られるのか
一定の時間内で安全に医師一人で完結できるのか技術的に不安がある
術中合併症や出血や感染などの術後合併症に対応できるのか
手術も一般外来診療も行うとなると、 労働時間が長くなり仕事内容がすごくハードになるのではないか
サージクリニックのシステムの構築、レセプトの特殊性などの知識が乏しく、運営が不安である。
最低限CTや手術機器、手術スペースが必要で初期費用が一般開業に比べて数千万近く必要となる
局所麻酔下手術の経験が少なく不安である

などの不安や問題点があり誰でもが安易に開設できるものでもありません。

当院で勤務いただくメリット

手術実績

ただ、これらの諸問題は川村耳鼻咽喉科クリニックで経験を積めばほぼ解決されます。
川村耳鼻咽喉科クリニックは20年以上前から全国でも先がけてサージクリニックを運営しており年間手術件数はおよそ局麻300件・全麻100件を維持しており、手術を希望される患者さんはコンスタントに一定以上来院されます。手術の多くは鼻中隔矯正術、粘膜下下甲介骨切除術、後鼻神経切断術、ESSなどの定型的手術で局麻下のESSはほぼⅢ型までであり、技術の習得はさほど困難ではありません。合併症に関しても過去20年以内で緊急対応に迫られ他院への搬送が必要となった症例や緊急入院が必要となった症例はありませんし、術後合併症も開院当初こそ約1%に術後出血が認められ緊急対応をしていた事もありますが、この数年間は術後出血を未然に防ぐスキルも向上し緊急電話もほとんどありません。

局所麻酔下の手術

また医育機関や基幹病院での勤務が長い先生は手術のほとんどを全身麻酔下で行い、局麻下で行う手術に不安を感じられることも多いようです。確かに局麻下での手術は患者さんの疼痛や不穏、出血などに気を配る必要があり、血圧や呼吸状態などの全身状態のコントロールも行わねばなりません。ただ川村耳鼻咽喉科クリニックでは重症例は全身麻酔下で行い、局麻下で行うESSは中等症以下ですので患者さんの侵襲もさほど大きくはありませんし、近年はミタゾラムやプレセデックスなどの優れた鎮静剤や麻酔導入薬の使用も一般化し、経験を積めば安全に行なわれるようになっております。局麻下手術の経験が豊富な医師の指導のもとで症例を重ねれば、そのハードルはそれほど高いものではないと考えます。

診療報酬・経営方法

また、川村耳鼻咽喉科クリニックで数年間勤務すればそのシステム 、レセプト請求、 運営などのノウハウは自ずと身につきます。
収入面に関しても今回 提示している 待遇は一般の外来診療のみより良好な条件ですので、それを数年間継続すれば十分に開業の資金も賄えると思われますし、carus holdingsの関連クリニックで院長として勤務する方向性も考えられます。
勤務時間に関しても開業すれば朝は 9時前から、夜は21時ぐらいまで、 繁忙期には22時を過ぎても診察に追われることも珍しくありませんが、川村耳鼻咽喉科クリニックは完全予約制ですので午後の診療が19時半を過ぎることはほぼなく、遅くても20時には終了します。休診日は土曜日 午後 、日曜日、 祝日 、木曜日以外にGW、夏季休暇 、冬季休暇が5~7日あり、学会参加のための金曜・土曜 の週末 休診も 年2回ほどあり、ここ数年は年休135日以上で推移しております。

経験豊富な医師の指導

さらに 今回 募集するにあたって 最大の魅力の一つは来年の4月から前関西医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科 頭頚部外科 教授である 朝子幹也先生が院長として赴任されることです。鼻科学に携わっていれば朝子先生のことをご存じない方はおられないと思いますが、全国的にも 鼻・副鼻腔領域のトップサージャンの一人であり 、手術のみならず 上下気道疾患にも精通されており、喘息の診断 加療も専門領域の一つとされています。また近年注目されている 舌下免疫療法 や 生物学的製剤の開発 治験などにも指導的立場として広く関わっておられ 、その経験や知識には圧倒的なものがあります。
さらには 昨年から鼻中隔矯正術もⅢ型、Ⅳ型が高点数で保険収載されましたが 朝子先生はこれら 外鼻形成も得意分野とされており その執刀数は他の追随を許さないものがあります。
今回 川村耳鼻咽喉科クリニックで勤務していただく 先生は2025年の春から基本的に朝子先生とのニ診体制で診療 を行っていただく予定でおります。したがって朝子先生の診療を間近で学ぶ機会が得られることにもなり、 将来に大きな財産となり得ると考えております。現時点で鼻手術の完成されたスキルが無くてもかまいません。私や朝子先生が丁寧に指導いたします。むしろ現在のスキルより良い技術、知識を習得して患者様に最善の医療を提供したいという意欲をお持ちの先生を歓迎いたします。


いかがでしょうか 、これで募集要項のみでは伝えきれない 今回の募集の理由 魅力が伝わったでしょうか。興味を持たれた先生方は是非応募をお願いします。


適用要件

診療科目 耳鼻咽喉科
医師免許取得年 経験7年以上
年齢 40代くらいまでが望ましい
資格 耳鼻咽喉科専門医資格必須
可能な手技・症例・実績 耳鼻咽喉科領域(頭頸部領域というよりも特に鼻・副鼻腔領域)
その他 なし
就任時期 2025年以降随時

求人概要

法人・病院のビジョン 大阪市内で日帰り手術を年間数百件以上手掛けるサージカルクリニックを運営しています。今後の診療体制拡充を目指した募集です。現在の院長、また来春着任予定の手術経験が豊富な関西医科大学 前耳鼻咽喉科咽喉科准教授 朝子幹也医師より、副鼻腔炎手術・鼻中隔矯正術(Ⅲ型・Ⅳ型含む)・後鼻神経切断術などの外来手術について指導が受けられる体制ですので、独り立ちにはまだ不安があるという医師であっても努力と勉強を惜しまず、また患者さんやスタッフと温かいコミュニケーションができる医師であればご応募いただけます。
診療科の医師体制・特徴 【医師体制】
常勤:1名、非常勤;1名、ほか看護師、事務員ら総勢約10名 
2025年1月より常勤;2名、非常勤1名の予定  手術件数は右の表を参照ください
【採用担当】
理事;今野健一郎(株式会社Carus Medical Group Founder)
募集背景 診療、手術体制強化のため。
求める医師像 運営母体のCarusグループは、2018年に開業し、全国の地域でクリニックの継承に携わり、さらなる医療の発展を目的に運営している医療法人グループとなります。2024年現在、北海道から熊本まで合計15医療法人、37拠点の病院、クリニック、介護施設などを運営しています。                                    医療機関の持続性や経営が厳しくなる中、グループ経営での強みを活かし、待遇面を含めて安心できる環境で医師をお迎えし、その分一緒に頑張って診療していただける方を求めています。川村耳鼻咽喉科クリニックは現院長が1年以内にセミリタイアする予定であり、それに代わり現関西医科大学耳鼻咽喉科 准教授の朝子幹也医師が来年4月から院長として赴任されます。今回募集するのは朝子先生と共に常勤医として二診体制を担って頂ける先生です。鼻・副鼻腔の手術経験がある方を歓迎しますが経験が乏しくても川村や朝子が指導致します。特に将来、鼻・副鼻腔のサージクリニック開業を希望される先生にとっては魅力的な条件だと考えております。
患者さんやスタッフとのコミュニケーションを重視しており、患者さんを穏やかに迎えることができ、
笑顔・言葉のトーン・会話内容等で安心感を与えられる先生、スタッフや法人本部と良好なコミュニケーションのできる先生を求めています。独りよがりにならず、チームで仕事ができる方が特に地域のプライマリケアや患者さんとの距離の近いクリニックでは人気が出ますので、ご留意いただければと思います。また4半期に一度など、法人本部への出張、全国他拠点との合同WSや勉強会などもございますので、ご留意ください。
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