2021年手術と2022年手術実績を更新いたしました。
2023.07.10
少しさぼっており、2021年、2022年の手術件数開示が遅くなりました。申し訳ありません。
前副院長の馬場医師が退任後の2019年からは院長川村の一診体制に戻ったことから手術枠が減少したので年間約400人(人数です。手術件数は一人の患者さんに複数の術式をおこなう事が多いので件数は多くなります。)でほぼ安定しています。
近年目立つのは「ラジオ波凝固術+鼻内後鼻神経凍結術(いわゆるレーザー手術)」が減少し、かわりに粘膜下後鼻神経切断術が増えたことでしょうか。
この理由としては、いわゆるレーザー手術は鼻中隔弯曲や下鼻甲介肥厚などの骨形態異常には無効で、くしゃみ、鼻汁にも効果が弱く、鼻づまりも数年で再発しやすいのに対して粘膜下後鼻神経切断術(多くは鼻中隔矯正術と下鼻甲介骨切除も同時に行います)はこれらの骨形態も改善しますし、鼻づまりはもちろん、くしゃみや鼻汁の抑制にも効果が高く、持続性も高い事が浸透したために、これらの後鼻神経切断術を希望される患者さんが増えた事にあると思います。