喘息の発作を抑えやすくする方法

こうすれば楽になるかも! つらい喘息の発作を抑える方法は?

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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激しい咳や息苦しさが続く喘息の発作は患者さんだけでなく、周囲の人も強い不安を感じることが多いようです。

そこで今回は「薬は吸入したけれど、後はどうしたら発作が早く治まってくれるか知りたい」と感じている方のために、薬の吸入以外で喘息の発作を抑える方法をご紹介しましょう。喘息でお悩みの方、そのご家族様はぜひご一読ください。

  1. 喘息の発作が起きた時の対処法
  2. 発作が起こりやすい時は要注意
  3. まとめ

1.喘息の発作が起きた時の対処法

1-1.上体を起こした姿勢で休む

喘息の発作が起きた時は、仰向けに寝ているとかえって息がしずらかったり、咳が出やすくなったりします。ベルトや襟もとなどをゆるめ、上半身を起こして休みましょう。子供の場合は背中をさするなどして落ち着かせてあげてください。息が苦しい時は腹式呼吸をすると呼吸が落ち着きやすくなります。

1-2.水分を摂取する

痰が増えてくると気管が狭くなって呼吸がさらにしづらくなります。咳が治まった頃を見計らって、お茶や白湯・水などを少しずつ飲んで痰切れを良くしましょう。子供の場合はジュースでも構いませんが、炭酸などの刺激が強いものは避けたほうが良いでしょう。

1-3.痰を出せるようにしよう

咳が出ているときに背中を下から上に軽くたたいてあげると痰がきれやすくなります。痰がきれると咳も止まりやすくなります。

2.発作が起こりやすい時は要注意

季節の変わり目や患者さんの環境が変わったとき、また患者さんが強いストレスを感じた時に喘息の発作が起こりやすい、と言われています。患者さん自身も何となく具合が悪い、だるいと感じることもあるでしょう。子供の場合は機嫌が悪かったり、いつもより食欲がなかったりします。このような場合は、無理をせず早めに休んだり、薬を手元に置いておくなどの予防策を取りましょう。

また、患者さんの家族もこのような時は発作が起こるかもしれない、と思っておけば、いざという時に冷静に対処することができます。

まとめ

いかがでしたか? 今回は喘息の発作を抑えやすくする方法をご紹介しました。これらの症状を試してもしばらくたっても咳が止まらず、呼吸が苦しそうだったり唇の色が紫色がかってきた場合は迷わずに救急車を呼んでください。また、発作が治まったとしてもいつもより長時間だったりした場合は、翌日かかりつけ医に診察を受けましょう。

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

監修者

川村 繁樹
医療法人 川村耳鼻咽喉科クリニック 院長
医学博士
関西医科大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科 特任教授
身体障害者福祉法第15条指定医

耳鼻咽喉科専門医として10年間にわたり大学付属病院の部長を経験し、平成16年に川村耳鼻咽喉科クリニックを開業。親切で丁寧な診察・手術に定評があり、毎月300名以上の新患が来院。

  • 花粉症やアレルギー性鼻炎に対する凝固手術(局所麻酔下・日帰り):約1~2ヶ月
  • 鼻中隔弯曲症と中等以下副鼻腔炎に対する手術(局所麻酔下・日帰り):約10ヶ月
  • 鼻閉に対する鼻中隔弯曲症と下甲介の手術(局所麻酔下・日帰り):約半年
  • 重症アレルギー性鼻炎に対する後鼻神経切断術(局所麻酔下・日帰り):約半年
  • 重症副鼻腔炎に対する手術(全身麻酔・一泊):約5ヶ月

の手術待ち状況となっている。

アレルギー性鼻炎に対する最も効果の高い手術として認識されている『超音波凝固装置による後鼻神経切断術』や、副鼻腔炎に対する新しい術式である『前方からのアプローチによる内視鏡下鼻内手術』を考案し、平成23年の日本鼻科学会『好酸球性副鼻腔炎の診断と評価作成基準の試み』では全国から選ばれた5人の内、唯一開業医として参加。現在も毎年250件以上の手術を行っており、継続的にその成績を学会や論文で報告している。

ドクターズ・ファイル取材記事

論文・著書、シンポジウム・講演・海外発表の実績