正しい鼻毛処理の方法

鼻毛を無理やり抜くのは危険? 正しい鼻毛処理の方法は?

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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「デート中、トイレで鏡を見ると鼻毛が出ていた・・・」「他人から鼻毛が出ていることを指摘されてしまった・・・」誰にでもありがちな気まずい瞬間ですね。しかし、一度他人から鼻毛について指摘されると、気にしてストレスを抱えたり、触りすぎて傷を付けてしまうことも。

そこで今回は、鼻毛処理の方法をまとめてみました。

  1. 鼻毛の役割は?
  2. 鼻毛は抜いちゃダメ?
  3. 鼻毛のレーザー脱毛やワックス脱毛に注意!
  4. 鼻毛処理の方法と注意点

1.鼻毛の役割は?

女性に比べて、体毛に関係する男性ホルモンが活発な男性の方が、鼻毛が伸びやすいと言われています。酸素を体内に入れ循環する際、空気中の細菌などの浸入を防ぐフィルター代わりになるだけでなく、粘膜に傷をつけることを防ぎ、異物が混入するときにクッションとしても活躍するのです。

2.鼻毛は抜いちゃダメ?

鼻の粘膜は非常にデリケート。脱毛することによって粘膜に傷がついたり、炎症を起こしてしまう恐れがあります。また、上にも書いたとおり、鼻毛は空気中の異物や細菌の浸入を防ぐ働きがあるため、鼻毛を脱毛してしまうと呼吸器の疾患を招く恐れもあるのです。

3.鼻毛のレーザー脱毛やワックス脱毛に注意!

近頃話題のこれらの施術は、繊細な粘膜まで引きはがしてしまう恐れがあるため、おすすめできません。違和感を感じて耳鼻科にかけこむ人もいるようです。

4.鼻毛処理の方法と注意点

4-1.手鏡で確認

処理してあるから大丈夫と思っていても、いつのまにか伸びいるのが鼻毛です。お化粧で毎日鏡を見る女性と違い、特に男性は自分の鼻毛には気付きにくいもの。手鏡を持ち歩いてこまめにチェックしましょう。毎日鏡で確認すると身だしなみの意識も高まります。

4-2.鼻毛カッターを使う

身だしなみを整える時は鼻毛カッターが便利。鼻毛カッターは毛抜きのように根元を引っ張らないため、皮膚に優しくお手入れできます。男性へのプレゼントにも人気があるのだとか。値段は千円から数千年程度が相場と、そこまでお財布に負担はかかりません。ただし、あまりにも毎日使いすぎると逆効果の場合もあるため、使用方法には十分な注意が必要です。

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4-3.専用ハサミでカットする

使用するハサミは、粘膜を傷つけにくい先の尖っていないタイプを用意しましょう。必ず鼻の穴から出ている毛のみをカットします。

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4-4.空気のキレイな場所で過ごす

医学的根拠はないと言われていますが、空気が汚い都会のほうが鼻毛が伸びやすいようです。エアコンのフィルターなどはこまめにクリーニングして部屋の中の空気をキレイに保つようにしましょう。また、部屋に空気清浄機を設置するのもいいかも知れませんね。

4-5.鼻毛の気にし過ぎで花粉症が酷くなる?

多くの人が花粉症で悩んでいますが、鼻毛をいつものように手入れしてしまうと、異物の侵入を容易にしてしまう可能性も。花粉症シーズンはできるだけ鼻毛はそのままにしておきましょう。

まとめ

鼻は顔の中央に位置するあるため、鼻毛はたとえ1本でも目立ってしまうもの。しかし気にしすぎてストレスを感じない程度に上手にケアしたいものですね。

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川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

監修者

川村 繁樹
医療法人 川村耳鼻咽喉科クリニック 院長
医学博士
関西医科大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科 特任教授
身体障害者福祉法第15条指定医

耳鼻咽喉科専門医として10年間にわたり大学付属病院の部長を経験し、平成16年に川村耳鼻咽喉科クリニックを開業。親切で丁寧な診察・手術に定評があり、毎月300名以上の新患が来院。

  • 花粉症やアレルギー性鼻炎に対する凝固手術(局所麻酔下・日帰り):約1~2ヶ月
  • 鼻中隔弯曲症と中等以下副鼻腔炎に対する手術(局所麻酔下・日帰り):約10ヶ月
  • 鼻閉に対する鼻中隔弯曲症と下甲介の手術(局所麻酔下・日帰り):約半年
  • 重症アレルギー性鼻炎に対する後鼻神経切断術(局所麻酔下・日帰り):約半年
  • 重症副鼻腔炎に対する手術(全身麻酔・一泊):約5ヶ月

の手術待ち状況となっている。

アレルギー性鼻炎に対する最も効果の高い手術として認識されている『超音波凝固装置による後鼻神経切断術』や、副鼻腔炎に対する新しい術式である『前方からのアプローチによる内視鏡下鼻内手術』を考案し、平成23年の日本鼻科学会『好酸球性副鼻腔炎の診断と評価作成基準の試み』では全国から選ばれた5人の内、唯一開業医として参加。現在も毎年250件以上の手術を行っており、継続的にその成績を学会や論文で報告している。

ドクターズ・ファイル取材記事

論文・著書、シンポジウム・講演・海外発表の実績