副鼻腔炎:保存的治療|川村耳鼻咽喉科クリニック

鼻の病気

副鼻腔炎(蓄膿症)

治療

1. 保存的治療

急性の副鼻腔炎の場合
急性の場合は細菌感染が契機になっている場合が多いので、抗菌力が期待できる抗生物質や炎症を抑えるお薬、場合によってはステロイドなどを使用します。又、局所療法として鼻腔の吸引、洗浄、更には、抗生物質などの薬を細かい粒子にして副鼻腔まで届きやすくなるように蒸気を鼻から吸うネブライザー療法があります。また、上顎洞の急性炎症の場合には内部の膿を穿刺吸引する方法もあります。

慢性副鼻腔炎の場合
慢性期の場合にはある種のマクロライド系抗生物質を少量、数ヶ月間投与する治療法が有効であることが、一般的に認められており、現在これが保存的治療としては標準治療とされています。少量にする事により抗菌力よりサイトカインなどを介して粘膜の機能を正常化するのが効果機序と言われています。少量ですので細菌が耐性化する可能性も低く、肝機能への悪影響も少ないとされています。この治療を数ヶ月行い、効果がなければ手術療法を検討する必要があります。

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