耳鼻咽喉科 大阪府大阪市城東区の川村耳鼻咽喉科クリニック

耳鼻咽喉科|最新の機器と手術法で年間250件の実績 川村耳鼻咽喉科クリニック(大阪府大阪市城東区)。CTを完備し、アレルギー性鼻炎、花粉症、副鼻腔炎、蓄膿症、鼻中隔湾曲症の日帰り手術・短期入院手術を行っています。

いびき・睡眠時無呼吸症候群

いびき・睡眠時無呼吸症候群の診断と治療 治療

1:鼻の形態異常に対する手術

アレルギー性鼻炎、鼻中隔弯曲症、肥厚性鼻炎など による高度の鼻閉に対して鼻中隔矯正術および粘膜下下甲介骨切除術鼻粘膜焼灼術および鼻内後鼻神経凍結術などを行います。また、鼻詰まりのためにCPAPの装着が困難な場合にもこれらの手術で鼻腔の形態を改善します。ここの手術方法については、当ホームページの鼻の病気、手術の項に詳しく説明してあります。

2:扁桃摘出術、アデノイド切除術

小児の睡眠時無呼吸症候群は口蓋扁桃の肥大、アデノイドの肥大が主な原因となり、これらを摘出することにより高率に症状が改善されます。小児、あるいは大人でも、扁桃肥大がいびき、無呼吸症候群の原因と考えられる場合は口蓋扁桃摘出術やアデノイド切除術を行います。

3:LAUP・UPPP

LAUPは口蓋垂口蓋形成術の略で、いわゆる「のどちんこ」とその周りの粘膜をレーザーなどを用いて広げる手術です。外来手術として簡単によくなると強調するHPなども見かけますが、術後疼痛があり、睡眠時無呼吸症候群には無効であること、 長期的には有効率が低下することも報告されております。
UPPP(Uvulopalatopharyngoplasty、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術)
中等度の睡眠時無呼吸症候群が適応となります。口蓋扁桃を摘出、扁桃腺の後方、左右に 広がる粘膜の襞である軟口蓋、その中央部口蓋垂を短縮し、喉の空間を広げる手術です。有効率は60%と言われています。術後疼痛があり、数日間の入院が必要です。

4:歯科用マウスピース

軽症の場合、歯科でマウスピースを作成し、下顎を前方に固定する事によって気道を広げる方法もあります。2004年4月から一定の基準を満たした場合に限って、健康保険の適応になりました。保険外では6〜15万円程度の自己負担になるといわれています。

5:CPAP(Continuous positive airway pressure)

CPAP装置

高度な睡眠時無呼吸症候群や肥満のある場合、また手術的治療を希望されない場合が適応となります。睡眠時に鼻のマスクを装着していただき、持続的に空気を送り込むことにより閉塞した喉の空間を広げます。(図8)有効率が高く睡眠時無呼吸症候群の中心的な治療法となっていますが、装着を中止すると無呼吸は元に戻るために、基本的にはずっと使い続ける必要があります。また、鼻にマスクをすることなどの不快感から半数近くの患者さんが使用が難しいとの報告もあり、鼻閉を伴う場合にはその治療も必要となります。CPAP療法も一定の基準を満たした場合に健康保険の適応となり、3割負担の方で月5,000円弱の自己負担となります。ただし、この場合月1回の医療機関への受診が義務付けられています。当院ではCPAP装置の貸し出しを行っております。