深い眠りが得られないために日中に強い眠気に襲われたり、全身の倦怠感や集中力の低下、朝起きたときの頭痛など様々な症状が現れ、居眠り運転や仕事のミスの原因ともなります。ある報告ではこの疾患では交通事故を起こす頻度が一般の3.7倍になるともいわれています。さらに重症になると睡眠時の低酸素血症のため生活習慣病の発生率が増加し正常人と比較すると睡眠時無呼吸症候群では高血圧症は約2倍、冠動脈疾患は約2〜3倍、脳血管疾患は3〜5倍に増加することが指摘されています。また、小児では集中力や学習能力の低下の他、睡眠時に分泌される成長ホルモンの低下により発育障害の原因となります。