耳に水が入った感じがしたら病気かも!? 正しい対処法は?

耳に水が入った感じがしたら病気かも!? 正しい対処法は?

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
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プールに入った後、耳に水が入って聞こえづらくなったという体験をしたことがありませんか?
筆者も夏のプールの後はしょっちゅう耳に水が入り、ゴロゴロとした気持ち悪さを感じていたものでした。

大人になってからは耳に水が入ることはほとんどないと思いますが、「水が入ったような閉塞感」を感じることがあります。
その場合、耳の病気の可能性もあるので要注意です。

ここでは、耳に水が入ったような感じがする場合に考えられる病気や対処方法をご紹介しましょう。

考えられる病気:メニエール病

メニエール病と言えば代表的な症状は「めまい」です。
めまいと言えばメニエール病、と言ってもよいほど有名な病気ですが、メニエール病の場合も耳に水が入ったような感じや耳鳴りなどの症状があらわれることがあります。

メニエール病の初期症状は、耳鳴りや耳の閉塞感・難聴などが先行して感じられ、めまいがないこともあります。
繰り返しながら進行したり良くなったりと、一進一退することも多いのがこの病気の特徴と言えるでしょう。

メニエール病は一時的な症状で済んだり、自然に治ったりすることもあります。
対処法としてはとにかく疲れをとって睡眠不足を解消し、ストレスを軽減すること。
めまいの原因のほとんどはストレス、という医師もいるほどで、メニエール病とストレスは深く関係していると言われています。

難聴や耳の閉塞感はストレスの軽減とともに良くなる場合もありますが、症状が出る場合は専門医の治療が必要です。
特に難聴は悪化するとなかなか良くならないという方も多く、めまいよりも怖いと言う医師もいます!

耳の閉塞感が続いて治らないようなら、メニエール病を疑ってみましょう。

考えられる病気:難聴

難聴には様々な種類があり、「突発性難聴」「急性低温障害型感音難聴」があります。
どちらも耳がつまったような感じを覚え、自分の声が響いたり、低音の耳鳴りを訴えたりします。

これら難聴の原因は睡眠不足や過労、慢性的な疲れ、風邪などが原因となり、内耳の血流障害を起こす=難聴になる、と言われています。

専門医に診察してもらうことで薬を処方してもらえますが、ストレスの軽減も大切な治療法です。
睡眠と栄養をよくとり、ストレスのたまらない生活習慣を作っていくのが最も有効と言えるでしょう。

難聴は、なるべく早めに治療することが大切です。
少しでも耳がつまった感じがする・水が入ったような感じがするなど閉塞感を感じたら、耳鼻科を受診してください。

いかがでしたでしょうか。
耳に水が入った感じになったら、これらの病気が疑われますので早めに耳鼻科を受診してください。