うるさい「いびき」の原因とは?

放っておくと大変なことになるかも。うるさい「いびき」の原因とは?

川村耳鼻咽喉科クリニック院長 川村繁樹

記事監修
川村耳鼻咽喉科クリニック 院長 川村繁樹
ドクターズ・ファイル取材記事
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あなたは、「いびきがうるさい」と家族に文句を言われた経験はありませんか?
いびきは眠っている間にかくので、人から指摘されない限りなかなか気づくことができません。
いびきをかく原因は環境や体質など様々な原因がありますが、他の人の眠りを妨げるほどのいびきは病気のせいかもしれないのです。

いびきの原因は様々

いびきをかく原因は様々ですが、特に心配のないいびきと一度耳鼻科医に診察をしてもらった方が良いいびきの2種類があります。
特に心配のないいびきとは、アルコールを多めに飲んでいたり、風邪で鼻が詰まっていたり、ひどく疲れていた時にかくいびきです。
これらはいびきをかく方にも思い当たることがあることが多く、原因が取り除かれればいびきはおさまります。
耳鼻科医に診察をしてもらった方が良いいびき、とは今までいびきをかかなかった人が急に他人の眠りを妨げるほどのいびきを毎日かき出したという場合です。
このような場合はいびきの陰に病気が潜んでいることが多いのです。

いびきを引き起こす病気とは?

いびきを引き起こす病気とは、鼻やのどの疾患と「睡眠時無呼吸症候群」があります。
睡眠時無呼吸症候群とは、文字通り睡眠中に呼吸が停止したり、止まりかける状態が何度も続く症状のこと。
呼吸が止まるたびに脳が短時間ではありますが覚醒するために深い睡眠がとれず、何時間寝ても慢性寝不足な状態になってしまうのです。
その結果いつもボーっとして集中できない、立ってじっとしている時などに突然眠ってしまうなどの症状があらわれ、交通事故などの原因になることもあります。
「睡眠時無呼吸症候群」は肥満の方がなりやすい病気というイメージがありますが、鼻やのどに疾患があった場合も睡眠時無呼吸症候群を発症することがあるのです。

心配な方は耳鼻科医の診察を受けよう

家族に指摘されるほどのひどいいびきをかく、という方は一度耳鼻科医の診察を受けてみましょう。
「たかがいびきくらいで」と思われるかもしれませんが、耳鼻科に通った結果いびきをかくことがなくなり、家族が安眠できるようになったというケースも多いのです。
診察の際には「ひどいいびきをかく」ということを必ず伝えてください。
医師が病気の心当たりをつけやすくなります。

いかがでしたでしょうか。
たかがいびき、されどいびきです。
ひどいいびきの場合は自分だけでなく家族の安眠まで妨害してしまうことがあるので、放っておいてよいことはひとつもありません。
できるだけ早く耳鼻科を受診して原因を突き止めましょう。