聴覚を回復するための方法~聴覚が衰える原因や対処法について~


年を取るたびに「聴覚」の衰えを感じることがあります。
言葉が聞き取りにくい、聞き直すことが多くなったなど、会話に支障をきたすこともあるでしょう。
コミュニケーションを取るためには大切な耳です。
いったいどうすれば聴覚が回復するのでしょうか。
聴覚の回復方法や音が聞こえにくくなる原因、治療法について詳しく説明します。
聴覚の回復方法を知りたい人は、ぜひチェックしてください。

目次

  1. 聴覚の回復方法
  2. 音が聞こえにくくなる原因
  3. 聴覚の衰えを改善する治療法
  4. まとめ

1.聴覚の回復方法

加齢によって衰えてしまった聴覚の回復方法について説明します。
どのような回復方法があるのか、チェックしていきましょう。
聴覚の衰えで悩んでいる人はぜひチェックしてくださいね。

1‐1.補聴器を利用する

聴覚が衰えてくると会話もスムーズにできなくなります。
人とコミュニケーションを取ることができなくなるのはとても悲しいことです。
そこで、聴覚の回復方法としておすすめしたいのが「補聴器」になります。
加齢からくる聴覚はなかなか回復ができません。
長期的な視野で考えなければすぐに聞き取りやすくならないため、補聴器の利用をおすすめします。
補聴器はすぐに周囲の声が聞こえるようになりますが、自分の力で回復したとはいえません。
補聴器をつけなければ言葉を聞き取ることができなくなるでしょう。
そのため、補聴器は最終手段として考えた方が良いです。
いろいろな方法を試してみても回復できなかったときに補聴器の利用を考えましょう。

1‐2.薬で聴覚を回復する

「薬」を利用して聴覚が回復できます。
海外の医学団体によると、薬を使うことで有毛細胞の再生ができたという報告がありました。
一般的な聴覚の衰えは、内耳の中にある有毛細胞の衰えが原因になっているといわれています。
人間の有毛細胞は自力で再生できません。
そのため、薬剤を投与して再生を促すのです。
また、急に聞こえづらくなる突発性難聴の場合はステロイド系の薬剤を使うこともあるでしょう。
難聴の状態によって投与する薬剤も異なります。
副作用の危険性がある薬もあるので使う前にしっかり説明を聞いてくださいね。自分で判断してはいけません。
必ず耳鼻科で検査を受け、適切な薬を使いましょう。

1‐3.脳トレで聴覚を回復する

脳と耳はつながっています。
聴覚を回復するには「脳トレ」も効果的だといわれているのをご存じでしょうか。
実際、聴覚テストを実施したノースウェスタン大学では、1日1時間の聴覚テストをした人たちの聴力が回復しました。
脳トレによる聴覚回復の研究結果も出てきているのです。
衰えによる聴覚がまだ軽症の場合は、脳トレが効果的になるでしょう。
似ている言葉の聞き取りや瞬発力を養う聴覚テスト、トレーニングをできるだけ毎日続けてください。
インターネットの通販サイトでは、聴覚トレーニング専用のCDが発売しているのでチェックしてみると良いでしょう。
リハビリテーション病院や脳神経などでは実際に実施しているところもあります。
毎日の生活に脳トレトレーニングを取り入れてくださいね。

2.音が聞こえにくくなる原因

2‐1.聴覚の衰えはほとんどが「加齢」

年齢を重ねるたびに体の機能が低下しますよね。
疲れやすくなる、体力が減る、しわやたるみが出てくるなどさまざまなトラブルが発生するでしょう。
聴覚の衰えもほとんど「加齢」が原因になっています。
加齢による聴覚の衰えは、内耳の中にある有毛細胞が関係しているのです。
音は有毛細胞によって電気信号に変わります。電気信号に変わった後、脳へと伝達してハッキリと音を聞き取ることができるのです。
しかし、加齢によって有毛細胞は機能が徐々に低下するでしょう。
有毛細胞の機能低下は本当に少しずつすすみます。
自分ではまったく気づきません。
30代では低い音や高い音を聞き取ることができても、40代・50代・60代と年を重ねるごとに聞こえにくくなってしまいます。

2‐2.最近問題になってきている「ヘッドホン難聴」

聴覚の衰えは100%加齢が原因になっているわけではありません。
職場での大音量やヘッドホンによる難聴も最近の問題としてあがっているのです。
工事現場など、いつも職場で大音量を耳にしていると、音が聞こえにくくなってしまいます。
大きい音に慣れてしまうと、聴覚の衰えを助長する危険性があるので要注意です。
そして、深刻になってきているのがヘッドホン難聴になります。
50代でもヘッドホンをして音楽や映画を見ることがあるでしょう。
ヘッドホンは周囲の音をカットすると同時に、耳へ集中的に音を届けます。
大音量で聞くと耳のさまざまな器官がまひしてしまうのです。
聴覚を回復するためにもヘッドホンはできるだけしないでくださいね。

3.聴覚の衰えを回復する治療法

3‐1.ひどい場合は「手術」が必要

聴覚の衰えを徹底的に回復したい人は、耳鼻科で検査してもらった方が良いでしょう。自分の耳がどういう状況になっているのか把握しなければ適切な治療ができません。
検査結果の内容で治療方針を決めることが大切ですよ。
あまりにも聴覚の衰えがひどい場合は、手術をしなければならないこともあります。
手術をするには費用が高い、リスクがかかるなどデメリットもありますが、難聴を治すには手術しかない場合もあるのです。
また、人によっては耳にたまっている耳垢(あか)や異物を取りのぞくだけで治ることもあります。
聴力の衰えは耳垢(あか)が原因になっているケースもあるので要チェックです。
聴覚の衰えで悩んでいる人は、最初に耳鼻科で検査を受けてください。
そして、自分の状況に合った方法で回復していきましょう。

3‐2.聴力の低下を防ぐ対策

聴覚の衰えを回復すると同時に、自分で聴力の低下を防いでいかなければなりません。聴力の低下を防ぐ対策はたくさんあります。
必ずチェックしてほしいことを3つ紹介しましょう。
1つ目は「規則正しい生活習慣」です。
栄養バランスの良い食事をする、睡眠をしっかり取る、適度な運動をするなど規則正しい生活習慣に改善してください。
不規則な生活習慣は衰えが加速するので要注意ですよ。
2つ目は「大きい音の影響を受けないこと」になります。
大音量のヘッドホンや大きい音を聞く環境はできるだけ避けてください。
そして、3つ目は「定期健診を年に1回受けること」です。
1年に1回の定期健診で聴覚の状態が常に把握できます。
早めの対策ができるようになるので、ぜひ病院で受けてくださいね。

4.まとめ

聴覚の回復方法や音が聞こえにくくなる原因、聴覚の衰えを回復する治療法について説明しましたが、いかがでしょうか。
聞こえづらくなっている人は、加齢が原因になっている可能性が高いです。
加齢による聴覚の不調を回復するためにも、専門的な治療を受けてください。
耳鼻科での治療を受けながら自宅でできる対策もしていきましょう。
専門的なケアと自宅でのケアが大きなポイントになりますよ。

  • 補聴器を利用する
  • 薬で聴覚を回復する
  • 脳のトレーニングを続ける
  • 聴覚の衰える原因はほとんどが「加齢」
  • ヘッドホン難聴にも要注意
  • 聴覚の衰えがひどい場合は「手術」
  • 聴覚の低下を防ぐ3つのポイント

以上はぜひチェックしておきたいポイントになります。
「最近聞こえにくいな…」と感じる人は、耳鼻科で検査してもらいましょう。
検査で原因や今後の治療法・対策がわかります。
不安を感じるままでいるより、ハッキリと突き止めた方が安心ですよ。


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